英語学習を加速させるインプットとアウトプットのループ
こんにちは、ケンイチです!
今日はぼくの学習効率を激変させた英語勉強、そして全ての勉強において大切なインプットとアウトプットのループの話をしていこうと思います。
これのおかげで英語だけじゃなくて全ての勉強の効率が上がって、教えてくれたオランダには本当に感謝しています。
ループ
ループっていうとビジネスの世界ではPDCAサイクルとか制御工学の分野ではフィードバックループなんてものが、仏教では輪廻とかありますが、英語学習においてもループを形成することがとても大切です。ループの本質は自分の行動を振り返り次に活かしていくことです。
オランダにいた時の英語学習習慣
ぼくがオランダにいた時の英語学習の話をしようと思います。
ぼくは一応入学に必要とされる語学要件は満たしていたものの、やはり入ってみると自分の英語力は全然足りていませんでした。なんかやっているうちに伸びるのかなとも思っていましたが、現実はそうではありませんでした。一学期が終わった頃、たいして向上していない自分の英語力を目にし、英語学習を始めることを決意。
ぼくが行ったことはドラマを英語でみること、漫画を英語で読むこと、アカデミックイングリッシュの授業を取ること、言語交換の友達(ぼくが日本語を教え、彼らがぼくに英語を教える)を作ることでした。
インプットとアウトプットのバランスを見ていくと大体4対1位だったと思います。
インプット
インプットの手段として漫画を読むこと、アカデミック英語の授業の予習をすること、ドラマを見ることなどを行っていて、平均して一日2時間くらい計週840分ほど。
アウトプット
そしてアウトプットとしては週一回の90分のアカデミック英語の授業、言語交換友達との60分位の会話練習、あとはプライベートで友達と遊ぶ時間3時間ほど、授業のレポート作成など計330分。
この習慣を続けていった結果、自分で英語力が伸びたと実感することができました。
そして実際にTOEFLの点数も94から103まで上がりました。
この習慣の何がよかったかと言いますと、まずインプットの質が高かったことです。そしてそのインプットした知識を使える場がちゃんと用意されていたことです。
いままで日本で習ったことのなかった日常的な表現をドラマや漫画を通して学ぶことができました。そしてこうした日常的な表現は普段との友達との会話に生かすことができます。また学術的な英語も授業で学ぶことができ、日本では学んだことのなかったフォーマルな英語における特徴(パラフレーズのことだったり、なるべく文で説明するよりも名詞を使った方がいいことだったり)を知ることができました。こうした知識は授業でのレポートを作るときに役立ちました。
さらに良かったのは言語交換友達とアカデミックイングリッシュの授業の存在でした。
どちらともぼくの間違いを指摘してくれました。いくらインプットしてもそのインプットの解釈が正しかったかどうかは使ってみて誰かにチェックしてもらわないと分かりません。
こうして意図していたわけではなかったのですが
学ぶ→使う→訂正する→学ぶ
というアウトプットとインプットのサイクルが機能しとても効率的に学習を進めることができました。
余談ですが、このサイクルがオランダの大学では当然のように全ての教科において行われていました。先生がきちんと生徒の宿題に対して、どこがよくなかったのか、次はどうすればいいのかのフィードバックを与えてくれるのです。
そりゃあ学力が高くなるわけです。
ぼくは日本でそうした丁寧な指導をほとんど受けたことがなかったので衝撃でした。
まとめ
- 生の英語に触れインプットの質を上げる
- アウトプットする環境を整える
- フィードバックをもらう
というループ環境の構築をすることがみなさんの英語学習の効率を飛躍的に上げていきます。
そうした環境を作るのは決して簡単なことではありませんが、そうしたお手伝いをぼくはしていきたいと思います。
それではまた!